2005/10/20(木) 盗作(2)
 音楽の世界、ことに軽音楽の世界には、コピーバンドなるものもある。ぼくも高校生のころ、ビートルズやオフコースのコピーバンドをやっていた。あれはいかに元の演奏をそっくりに真似できるかという世界。ジャズの世界にもそういうところがある。たとえばカウントベイシーやデュークエリントンのバンドの演奏をそっくり真似たりする。でも、それを“盗用”とは言わない。
 話がそれるが、『クラシックは再現芸術、ジャズは表現芸術』という言い回しを耳にすることがある。でもジャズだって、時にはクラシック以上に“再現”することに重きを置いた演奏があるんだよね。編曲にしても、名プレーヤーと言われる人の過去の“アドリブソロ”を使ったセカンドリフなども多い。でも、それは“盗用”とは言われない。えっと、この場合著作権はどうなっているんだろう…。でも、アドリブソロがもしそういうふうに使われたら、むしろ名誉ではあるが…。
 なんだかわからなくなってきたけれど、なにしろぼくは、ただ依頼されたとおりに書くだけ^^。