2005/09/16(金) インタビュー
昨日の話に関連して…。新聞って、『たったあれだけのインタビューでこんな記事になるんだ…』と思ったことがある。ほんとに短時間の間に材料をそろえ、それを記事にまとめあげる記者たち。プロとはいえ、えらいもんだと思う。
ある機関紙でインタビュー記事を担当していたことがある。ほんの数百か千何文字かの記事を書くために30分も1時間もインタビューをし、んでテープを起こしてみたらほとんど雑談で使えるような内容がなく、お手上げ状態になったこともある^^;。
1時間分のインタビューテープを起こすのって、なかなか大変。そしてインタビュー記事だから話の順番や言い回しはそのまま生かす。人によってはプレビューを見て、「たしかにこう言ったかもしれないけれど、でも文法的に変でしょ」と大幅に改編させられたこともある(汗)。逆に、「私の言葉をちゃんと文字にしてくれた」と喜んでもらえたことも。
このあたり、ある意味音楽と似ている。『面白くはないけれど傷のない演奏』と、『傷はあるけれど何か伝わる演奏』と、どっちがいいかということ…。