2005/09/08(木) お勉強(1)
 電車の中吊りなどに英会話教室の広告を時々見る。『どうして6年間も(中学高校)英語を勉強したのにしゃべれないの?』などと書いてある。う〜ん、それはね、学校で習っていたあれは“お勉強”だからだよ。必要に迫られれば、きっと誰でも喋るようになるんじゃないかな。
 必要に迫られる…、たとえば、外国人の指揮者に話に行くときは英語ができなきゃしようがない。なんとかしなきゃ、って状況になれば、誰でも喋る。“4分音符”って英語でなんて言うの? わからないから友だちに訊いて、“クォーターノート”ということばを憶える。そうやって必要に迫られて憶えたことは、忘れない。
 でも、「テストでいい点を取るため」では、必要に迫られたことにならないんだなこれが。。そりゃ世の中、いい点取って、いい学校出て、いい会社に入ればいい暮らしができるのかもしれないけれど、でも学生の頃、そんなことには興味がなかったの…^^;。