2005/07/30(土) コンクール(3)
昨日の続きです…
 たとえば、楽器の音色って、“音楽によって造られる”ところがある。いや、音楽のないところに本物の音色などないのだと思う。基礎練習やスケールをやっていると、いまひとついい音で吹けないんだけど、曲になるといい音になる、音が生き生きしてくるという経験は、誰にでもあるのではないかな。
 音楽しようとすることで、各楽器の音色も磨かれてくる。コンクールだからって、技術、テクニック、体裁を整えること、楽譜を正確に再現すること、音程を合わすこと、テンポを安定させること…。それだけしか見ていなかったら、いい音なんて出てこない。目の前にある“楽譜”という紙を読むことにしか考えが及ばなかったら、いいサウンドもない…。ついつい忘れがちなことかもしれない。
 だけどもちろん、“技術”もしっかりしていないと、いい音は出てこないのは事実。
 ところで、きょうは新宿にいます。たか〜いビルのあいだを歩いてきました^^。明日夜まで東京です。地震もテロも起こらないことを願う。。