2005/07/21(木) 環境と情報
鳥取の子どもたちと愛知の子どもたち、両方に接していて、このごろ思うこと…。
インターネットがこれだけ普及した世の中とはいえ、いなかだとなかなか情報が少なく、特に“ナマの”情報はあまりない。吹奏楽のクラブ活動においてもそうで、ぼくが中学生の頃など、自分以外のテューバ吹き(中学校の吹奏楽部ではテューバを吹いていた)にナマでお目にかかったことはほとんどなかった…。
でも、情報がないことが悪いことかというと、そうとも限らないのかもしれない。中学の頃は、なんにも知らない野放し状態で自由に好き勝手吹いていた。それもある意味、のびのびしていてよかったのかもしれない。
中途半端に情報があって、それを変に吸収したりすると、どこか作り物的になったり変な癖がついたり…。もちろん、情報があることでのプラス面だってたくさんある。
昔、『サル真似をするくらいなら、サルになりきれ』と言われたことを思い出す。なにかを吸収するのなら、きちんと吸収しないと益にならないと思う。