2005/07/02(土) 響きはうしろ
 きょうは管楽器講習会。生徒は中学生だ。コンクールも近づいてきたので、もちろん基礎だけではなく、コンクール曲のパート練習もみる。
 毎年呼んでいただいているのだが、去年より格段にうまくなっていて感心。たとえば、ぼくが“オンラインレッスン”で書いているような、“響きはうしろに”というようなことをちゃんと知っている。「じゃ、このハーモニーを声で歌って合わせてみようか」とやると、ちゃんとそういうふうに歌うのだ。もちろん顧問の先生がそういうふうに指導されているのだろうけれど、指導するにしても、理屈としての知識だけでは伝わらないはずのこと。かなり研究熱心な先生と見た。
 それから、きょうの子どもたちは、響きを聞いて音程調整していくということができる。
 そういえば、以前教えに行った、やはり中学校。そこでは合奏も振らせていただいたのだが、やっぱり“響きはうしろ”を知っていて、少なくとも声で歌ったときには、できているのだ。
 まあでも、中学校でもある程度のレヴェルの学校はそういうものなのだろう。