2004/04/06(火) たまにはF1の話も
おとといのF1第3戦バーレーン。佐藤琢磨、ついに、というか、3戦目にしてはやくも、予選でチームメイトに勝った。それでもうかれていないところがまたエライ。いつも冷静である。でも、走りは決して“醒めている”わけじゃない。むしろ逆で、アグレッシヴだ。
「レースは“冷静にキレる”やつが勝つんだ」って、ぼくもうちのカントクによく言われたけど、やっぱりただ“速い”だけじゃダメなんだろうな、と、思う。ぼくは速くもなかったけど…(^^;
さて、決勝の佐藤琢磨は不運な接触やマシンのトラブルはあったが、殊勲の5位入賞(^o^)。彼の走りのなにが凄いって、ブレーキングで何の迷いもなくズバッと並びかけるオーバーテイク。“入れたら入ってやろう”なんて中途半端な迷いが心のどこかに少しでもあると、たいてい接触かスピンになるものだ(経験者は語る(^^;)。しかし、彼のやってるのは“F1”。そこであの走りができるところがスゴイ。
メンタル面が大事なのはレースも音楽も同じだなぁ、と、やっぱり思う。