2004/12/10(金) バンドジャーナル
 ある高校の吹奏楽部からの依頼で、定期演奏会のために何曲か編曲をして納めてあったのだが、きょうはその高校に音を聞きに行ってきた。この高校、工業高校なのだが、屋外で練習していたり曲を暗譜していたり、まるで淀工みたい。
 少しだけ合奏を振らせていただいた。あたりまえだが、自分が書いた音を聞くというのは、自分にとっても勉強になる。
 さて、終わってから珍しいものを見せていただいた。『バンドジャーナル』創刊号! 昭和34年。100円。中は文字ばかりで、当時は真面目な雑誌だったんだなぁ… という感じ。今のが不真面目というわけではないけれど…。
 記事を読んでみると、当時から吹奏楽講習会や指導者講習会が開かれていたのが分かる。生徒は今とは逆に、男の子がほとんどだ。創刊号の付録楽譜は、行進曲『若い力』。創刊号の頃は当然ぼくは生まれてないけれど、『若い力』は中学の頃やったなぁ…。