2004/11/03(水) 体育会系
『笑ってコラえて文化祭吹奏楽の旅スペシャル』を見た。あらためて思った... 学校吹奏楽って、やっぱり“文化部”じゃなくて“運動部”だよなぁ…。だってあれ、どう見ても“スポ根ドラマ”じゃん(^^;。
たしかに“心”とか“精神”は、とっても大切。やっている方が楽しくなければ聴いている人を楽しませることはできない。そのとおり。でも、根性や精神論がすべてじゃあない。
たとえば「そのフレーズ、もっと音楽的に!!」怒鳴るのは簡単。でも、音楽的って何やねん!? それを、生徒にわかるように伝えてあげるのが、指導者の役割。子どもたちも、分かってないくせに大きな声で「はいっ」ってみんな返事して、んで悩んで考えて泣いて…。それでいいの!? と思ってしまう現場を今まで何度か見てきた…。もっと『音楽できる』場所であって欲しいな。
でも、去年見学に行ってここの日記にも書いたけれど、淀工の丸谷先生のすごいところは、ほんとうにちゃんと子どもたち一人一人を見てみえること。指導のひとつひとつから、そんな“気持ち”が伝わってくるところ。