2004/08/22(日) ヒモ
ぼくのトロンボーンのスライドには、遠いポジション用の“ヒモ”がついている。ところが一昨日のリハ、『Sing Sing Sing』冒頭の有名な7ポジまで使うフレーズの途中で、そのヒモが“ブチッ”と(音はしなかったが)切れた(^^;。定期点検をきちんとしなきゃならないのは、原発と同じである(-_-)。
そういえば昔、野外ステージでビッグバンド(C.U.G.ジャズオーケストラ)の本番でのこと、演目の中に『I’ll Close My Eyes』というバップチューンがあった。リフ前にブラスの長いアンサンブルがあるアレンジ。その中に8分音符フレーズで1ポジと7ポジの往復の動きがあるのだが、そこでヒモが外れて、スライドがカランカランと音を立て、前のサックス吹きの横に転がった(^^;。『まっ、落としちまったもんはしょうがない…』と、おもむろに拾って続きを吹いたが、サックス吹きTの肩が小刻みに震えていたのが印象的な出来事であった…。
また、学生の頃だが、やはりヒモが切れて、前にいた人の肩をかすめてスライドが“スパーン”と5m先まで飛んだこともあったな…。人生いろんなことがあるものだ…。