2004/08/16(月) たまには読書
 本屋に行き、ひさびさに小説をいくつか買ってきた。まず江國香織さんの短編を2冊。初めて読んだ江國さんの小説は『冷静と情熱のあいだ』。人に薦められて読んだ。
 江國さんの文体が好きだ。そして描写も。どんなふうに、って訊かれても、答えられないけれど…。読んでいて引きこまれる。
 ぼくはそんなに本を読むほうではないのだが、学生のころによく読んでいたのは片岡義男。これも、人の影響で読み始めた。片岡さんは、ストーリーというより雰囲気が好き。『パステルホワイト』というタイトルの短編が好きだった。男と女の別れの物語。もうどの短編集に入っていたのかも思い出せない(『マーマレードの朝』だったか…)。それから赤川次郎もよく読んだ。
 ところできょうは江國さんのほかに、話題作『ディープラヴ』も買ってきた。あれだけ(いろんな意味で)話題になった小説とはどんなものなんだろう、と思ってね…。