2004/08/08(日) 大人の勝手な教育論[2]
そうして子どもを鳥篭に入れて育て、鳥篭の檻がほころんだと言っては、騒ぎ…。自分で考え、自分で判断し、自分の行動に責任が持てる、そんなふうに子どもを育てようとしなかったのは、大人たち。
考えたり、判断したり、それを発表したり、そうやってだんだん子どもは大人になっていくものじゃないのかな。大人たちがそれをさせないものだから、子どもはなかなか大人になれないのじゃないのかな…。そのあげくに、『携帯電話は危険』だって。そういえば、教育実習で「子どもなんて、ほっときゃ育つんだ!」と言って実習やり直しになった人がいたそうだ(^^;。でも、ある意味、名言ではないか。子どもをコントロールすることよりも、信じて見守るってことがもっと必要なんじゃないだろうか。
子どももいないぼくなどがこんなことを言っても、現実から外れたただの理想論なのだろうか…。また、子どもたちの前に立って教える時、ぼくは『子どもたちに考えさせる、判断させる』ということを、十分にさせているだろうか…、と、省みたりもする。