2004/07/22(木) 感覚を育てる
きょうは小学生の管楽器講習会。曲ではなく、基礎だ。みんな胸と肩で力ずくで吹いてる感じ。『もっとうしろの方にブレスする感じ』を伝えると、ロングトーンの音が歴然と変わる。聞いていた引率の先生、「音が変わりましたね!」と。それにはとりあえずリアクションせず、子どもたちに音の変化がわかったかどうか訊いてみる。みんな「わかんな〜い!」。吹いてる本人たちが音に無頓着だったら、どんな吹き方だって定着するはずがない。
音が並ぶこと、高い音や低い音や大きい音が出ること…。それが第一義になってしまって、それ以上の、いや、それ以外のことには無頓着。そこをいちばんなんとかしなきゃいけない。感覚を育てること。
高校1年の頃、高音が全然出なかったぼくは、くやしくて部活後残って練習。力ずくで『これでもか!』と吹いていたら、帰り、先輩に「あんな練習して身になると思うか!?」と、叱られた。『音が出る』ことよりも『どんなふうに出るか』が大切だったりするのだ。