2004/07/15(木) 管楽器言語発音関連説
 以前、ある子のレッスンで、タンギングを確かめようと「Tuーって言ってみて」と、生徒、ほとんど『つー』に近い『トゥー』。その時は、ちょっと舌ったらずなのかな、と思ったが、ちゃんと『Tuー』が言えない子って、意外と多い。『Tu』と『つ』、なにが違うかというと、母音の位置。『つ』は地声で言えるけど『Tu』は、ちゃんとは言えない。もうちょっと母音がうしろ。多分。
 んで、気づいた。日本語って、母音を前のほうに置いたままほとんど発音できちゃうけど、英語やドイツ語などの外国語は多分それじゃ発音できない。立体的なんだ。日本語の発音で『バッハ』は地声で言えるけどドイツ語の『Bach』は母音がもっとうしろにある、多分…。
 そういえば、大学出てすぐにダンスホールのバンドに入った時、そこのサックスのおじいちゃんに「ジャズはアメリカの音楽だから、トロンボーン吹く時も英語で吹け」なんて言われて、内心『なに言ってんだこのじいちゃんは…』なんて思ったっけ…(^^;。まぁそれはまた別の話だろうが、いまごろこんなことに気づくなんて遅い? それとも、なんか勘違いしてる(^^?