2004/07/06(火) コンクールシーズンに思うこと
ぼくはあまり料理はしないのだけど、、おいしい料理を作るには、野菜や肉、魚介類などの新鮮ないい食材が必要だと思う。でも、材料さえよければおいしい料理ができるのかというと、そんなことはない。料理法、味覚などの感覚、感性、センスやあそび心…。そういうものを縦横に駆使する奥深い世界を経て、うまい料理ができる。食材を生かすも殺すも料理のしかたしだいだし、“こんな料理にしたいから、この食材が欲しい”って欲求もでてくるだろう。
演奏の世界もそうなんじゃないかな。食材だけなら、単なる技術。演奏者は、いい料理人たるべし。。