2004/06/30(水) 山間の村
きょうは岐阜県の谷汲村というところで本番。音楽鑑賞教室だが、なかなか響きのいいホール。楽器紹介、ファゴットの番になって、司会が「この楽器はなんという名前でしょう?」…生徒「火縄銃!」ぉぃ(^^;。
それにしてもここはもう、太平洋(伊勢湾)からも日本海(若狭湾)からもほとんど直線距離が変わらない。山間の静かな、いい村だ。都会の喧騒を忘れさせてくれる。
75年の歴史があり、3年前に廃線になった名鉄谷汲線の終点『谷汲駅』が、ホールのそばに。駅はほとんど当時のままの姿で残されている様子。ホームには一両の“赤い電車”がひっそりと置かれていて、自由に見学できる。ホームには寄せ書きなどがあったりもする。岐阜の街まで、通勤、通学…、きっとたくさんの人たちの想い出のつまった電車なんだろう…。