2003/03/07(金) 編曲
今月後半〆切の編曲が3曲ほどある。まずぼくの場合、書き始めるまでが長い。頭の中で音を組み立てていく。それでだいたい道筋が出来ないと、五線に向かう気になれない。あとは頭の中に鳴った音を紙に書いていく。自分に聞こえた音、心地良いと感じた音、かっこよく言えば、耳が、感性が求めた音。理屈で書くわけじゃない。だから極端な話、理論なんて知らなくても、きっと曲は書けると思う。理屈は、ただ心地良い音をみつける手がかりになるだけだ。だからアレンジャーはみんな、自分が書く音符を頭の中あるいは鍵盤上で1度は聴いているはずである。