2003/05/16(金) ステージ
きょうは本番。メインはペールギュントの組曲だったが、例によってトロンボーンはヒマだ。休みの曲(楽章)の間、リハの時はただボーッと待っていたりするのだが、本番になるといろいろ考え事をする。それも日常離れしたことを…。ステージの上では日常のことなんて考えない。たとえ私生活がどうであれ、お客さんにとってはそんなの関係ないことだし、こっちも現実的なことなんて本番のステージ上では忘れている。ペールギュントの中の“朝”。この曲には幼い頃の記憶がある。そんなことを考えたり。終わって楽屋に帰ると、少しずつ現実が戻ってくる…。