2003/03/21(金) やっぱり歌だなぁ…
きょうはカルメンの歌合わせ。ホールに着いて楽屋に向かう廊下を歩いていると、歌の方らしい女性が向こうからやってくる。「おはようございます」「おはようございまーす、ヨロシクおねがいします!」。リハーサルが始まる。さっきの女性が、主役の“カルメン”だ。華奢に見えるのだけれど、ふくよかであたたかい、すてきな声。仕事で歌の人と一緒になると、いつも何か触発される思いがする。管楽器って、究極“歌”だと思う。アンブシュアだタンギングだと小手先のテクニックも大事だが、たぶんもっと大切なことを、思い出させてくれる気がするのだ。