2003/08/27(水) 大切なこと
きょうはまた小学校金管バンドの指導。パート指導だ。たいていどこもそうだが、楽譜の音が順番通り並ぶことにばかり意識が向きすぎ。どんな音がどんなふうに鳴るのか、ってことが大事だし、そこにもっと意識が向くべきだと思う。
声を出させ、歌わせて感覚をつかみ、そして楽器で吹く。出てくる音は明らかに変わる。それを聴いてぼくは“よしよし”と心の中で思うのだが、考えてみれば生徒たちがその違いを気付いてなければ意味ないんだよなぁ…。
楽譜が最後までできるよりも大切なことがある。ましてや指を憶えるなんてのは指導以前のことだ。