2003/08/19(火) 合奏
ソロの能力やテクニックと、合奏の中での能力はまた別のものだが、合奏の中でのクセも、人それぞれだ。回りがどうなろうと棒の通り行こうとする人、弦や木管を聴きつつ合わせ込んで行く人、当たり障りなくそぉっと付いて行きたい人、自信満々の人、思い切りのいい人、強い人に付いて行く人…。やっぱり性格が出る。音程にしても、合奏全体がいつも一つのピッチとは限らないから、どこにつけるか、どれくらいつけるか、あるいはつけないか…。いろんなやり方、判断がある。また、この人はどんなタイプなのか“読む”ことも必要だし、面白い所だと思う。