2003/06/30(月) 淀工見学記(6)
しかし、あの子たちには“血のにじむような”とか、そんな暗いところはひとつもない。それに、“誰某の言うことは聞くが誰某の言うことは適当に流して”みたいな狡猾さもない。中にはボーッとしてる子もいるが、とにかく素直で明るい。だから、空気がいい。ぼくら見学者に、ずっとついてきてくれる子もいた。多分“案内係”かなんかかな…。人なつっこく、いろいろ話しかけてくる(^^)。
さて、練習に戻るが、とにかくそんなふうだから、テンポが乱れる、なんてことは絶対ない。細部のリズムのよくないところはある。しかし全体はめちゃめちゃ安定している。先生がどう振っても、一糸乱れずついてくる。あの入口に並んでいた、使い込まれたメトロノームを思い出す。
そして最後に練習したのが“リハーサルの練習”。本番当日リハの割り当て時間は5分。その中で要所を合わせるためのカットバージョンの練習までするのだ!(明日へ続く…)