2003/06/29(日) 淀工見学記(5)
ほかの楽器にしてもそうだが、楽器ごとに外部講師などは来ていないし、個人レッスンについている生徒も小数だという。そりゃ、あんなペースで部活があれば、レッスンに通う暇も余裕もないだろうけど…。
クラブハウスの壁に掲示物がいくつかあった。各方面からのお礼の手紙や、無断欠席を繰り返した生徒の反省文(^^;などもあったが、そんな中に“10ヵ条”みたいなのがあった。“基礎練習はテーマを決めて… 曲の練習は課題を決めて… ゆっくりさらう(あせらない)… すべての音を歌わせる… ひけらかさない… 楽天的になれ…”みたいな内容だったと思う。
器用な要領のいい子たちではないであろう。ただただ無為にロングトーンや基礎打ちをやっても意味がない。そうではなく、あの子たちはきっと、先生や先輩に言われたことを何度も何度も反復して、もう体の中にしみこんでいるんだろうな… という感じがするのだ。練習に勝るモノ無し。(明日へ続く…)