2003/06/28(土) 淀工見学記(4)
とにかく、“がなる”音はひとつもない。とにかく“鳴って”いる。クラリネットなどは、後ろから20人はいようかというトランペットがあれだけ鳴ってるのに全然負けてない。楽器全体がほんとうに鳴っている。ありがちな“キー”とか“スー”とかいう音は聞かれない。クラがあんなに鳴っていいのか(^^;。ラッパがフルに吹いたらクラは太刀打ちできないもんだと思っていたが…。ピッチの合ってない音は、ある。個人持ちの子はまあまあの楽器を持っているが、トロンボーンなどはF管のついてない楽器で3rdをがんばって吹いてる子もいる。しかし、とにかく鳴る!
そして、パーカッション。じつに心地よいリズムを刻む。めちゃめちゃリズムが正確、というわけでもない。しかし、めちゃめちゃ心地良い。なぜか… 打点。スネアは打点を高く取り、上に向かう音。バスドラは小手先で叩くことなく打点を深く取り、ずっしりした音。それがもう、しみついているのだ。(明日へ続く…)